2003年 6月 議会報告


自治基本条例の制定を問う
子育て支援の充実について

二口昌弘議員
質問 二千年十二月に北海道ニセコ町がまちづくり基本条例を制定して以来、その自治体の理念や組織などを規定し、自治体の憲法といわれる自治基本条例を制定する自治体が増えている。
この背景には、地方分権が進み、自治体が住民ニーズを中心に仕事ができるようになったことや、地域住民の自治体行政への参画や協働を求める機運の高まりがあるが、各地で制定の進む自治基本条例について、本市の受け止め方を問う。
答弁 近年、幾つかの自治体で自治基本条例が制定されている。地方分権の流れの中で、自治基本条例は、その自治体のまちづくりの方針や、行政運営について基本となるルールを定めたもので、そこに住む住民の行政への理解が進み、地域の特色に応じたまちづくりや、行政への住民参加を進めていく上で、大きな意義があると考えている。
質問 子育て支援の充実は、少子化対策の一環として重要な施策の一つであり、本市では、平成十三年度を初年度とする第二次子育て支援計画を策定したが進捗状況等を問う
答弁 安心して子どもを産み育てることのできる環境整備づくりの中で、子育てと仕事の両立支援策として、低年齢時保育、延長保育、一時保育、病後児保育、休日保育、地域子育て支援事業等と多様な保育サービスの充実に努め、全体的に高い整備が図られたと思う。今後は、多様化する保育需用に積極的に取り組み、地域に開かれた社会資源として、保育所の専門的機能を地域住民のために活用できる、特別保育事業の推進、充実を図っていきたい。

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高崎経済大学の将来構想を問う
観音山ファミリーパーク開園後の地元課題について

木暮孝夫議員
質問 本市が誇れる特色の一つとして、高崎経済大学がある。一九五七年に開学以来、現在の学生数は三千人超と着実に発展してきたが、少子化等の影響で大学の冬の時代を迎えるにあたり、高崎経済大学の将来構想を問う。
答弁 施設整備や教育研究機能の充実強化、県下の公立大学との連携強化等、諸施策を展開し、経営基盤の安定を目指す。また、本市に貢献しえる将来的ビジョンでは、公益性の高い地域づくり支援や、高度情報都市化構築へ向けての技術的支援等を提供したい。
質問 高崎経済大学のキャンパスを中心市街地にも一部設置し、市街地活性化に生かしたまちづくりの考えを問う。
答弁 校舎整備等の問題があり、今すぐ実現できるものではないが、中心市街地の大学設置は、大学の魅力も高まり、高崎の「まち」のイメージもアップし、中心市街地の活性化に貢献するものと思う。いずれにしても、中心市街地活性化や市町村合併などの諸課題に対し、高崎経済大学の力をいかに活用し、生かしていくか研究を進めたい。
質問 観音山ファミリーパーク開園後の地元の課題として、上信電鉄が携わっている路線バスの運行状況がある。午前の到着便二本及び午後の出発便二本は、到着後・始発前は回送バスとなり、地元住民は、このバスが利用できると期待していたが、利用できず残念に思っている。そこで、地元の要望にこたえバス運行の実現をお願いしたいので、取り組みを問う。
答弁 ご指摘のように、回送バスとなり乗客は乗せていないが、その後、上信電鉄と協議を行った結果、乗降調査等の実態調査を実施して、路線の変更、増便について前向きに考えることとなった。実施時期については、十月一日をめどに準備を進めたいとのことである。

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文化芸術振興条例の制定を
市内循環バスぐるりんのさらなる見直しを

小野里博議員
質問 文化芸術振興基本法が制定され、自治体で独自の条例の制定や地域の特色を生かした事業が展開されている。本市おいても、文化芸術振興条例を制定することで、さらなる文化芸術の振興を図るべきと考えるが。
答弁 本市の文化芸術活動は、同規模の自治体と比べ、事業数や活動内容において先進的な位置にあると考えている。条例制定については、先進都市などの情報収集に努め、調査研究を進めていく必要があると考えている。
質問 音楽や美術などの見識者により、文化芸術振興の諸課題を検討する文化芸術振興審議会を設置してはどうか。
答弁 本市では、文化事業団評議会や文化協会総会などで意見を聞き、また、アンケート調査などを行い、文化行政に生かすようにしている。審議会の設置についても、文化施策を進める上で重要と考えるが、条例制定と併せて調査研究を進めていきたいと考えている。
質問 市内循環バスぐるりんは、まだまだ利用したくても利用できない大勢の市民もいるが、工夫や研究をして、さらなる見直しを図るべきと考えるが、見解を問う。
答弁 ぐるりんは、交通弱者の交通手段の確保や公共施設の利用促進、商店街の活性化等を目的としていて、軽微な見直しについては、その都度対応している。今後の見直しの時期や内容等については、未定であるが、市民の声を重視しながら、利便性の向上と運行目的に沿って、関係機関との調整を図りながら見直しを行っていきたい。
質問 道路が狭くバスの乗り入れができない団地などにおいて、ワゴンタクシー導入により、新たな路線を設定できないか。
答弁 ぐるりんや路線バスの乗客が分散し、効率性が低下するなどの影響を与えかねないので、これ以上の乗客の分散化は避けていきたいと考えている。

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受動喫煙から生徒を守れ
メール一一九番の導入を

高橋美幸議員
質問 健康増進推進法の施行により、他人のたばこの煙を吸うことを強いられる受動喫煙の防止規定が初めて明文化され、学校や病院、官公庁施設など多くの人が利用する施設の管理者に、受動喫煙を防止するために必要な措置を講ずるよう努力義務を課しているが、本市の対応を問う。
答弁 庁舎建設当初から二十四か所の喫煙場所を設置し、分煙方式を取り入れている。
質問 喫煙が子どもに及ぼす影響が問題になっており、教育現場である学校では、敷地内を全面禁煙にするべきと考えるが、本市の取り組みは。
答弁 できる限り早く敷地内禁煙にすべきと考え、具体的な検討作業を行っており、本年七月に開催される校園長会において、具体的な方策を示し、教職員の理解と協力を得ながら進めていきたい。
質問 メール一一九番は、聴覚障害または音声や言語機能に障害のある人を対象に、携帯電話やパソコンからのメールにより、一一九番通報ができるようにすることであり、携帯電話の急速な普及により、導入する自治体も出てきているが、本市の見解を問う。
答弁 本市でも有効な手段であると認識している。今後は、既に実施している消防局・自治体などから情報を収集し、実施に向けて努力していきたい。
質問 高崎駅東口ロータリー内は、バスやタクシー、マイカーで大変混雑しており、早期に、車両のすみ分けを行うなどの対策を実施すべきと考えるが、見解を問う。
答弁 交通の混雑を解消するためには、バス交通と一般車の分離が最善策と考えており、現在、駅前広場に隣接した土地所有者等と協議を進める中で、バス専用の発着機能を持ったスペースの確保について、具体的に検討を行っている。


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