2003年 12月 議会報告


総合型地域スポーツクラブを問う
(パブリックコメント制度の導入を急げ)

二口昌弘議員
質問 だれもが、いつでも、いつまでも、スポーツを楽しむ生涯スポーツ社会の拠点として期待される総合型地域スポーツクラブの本市の取り組みを問う。 
答弁 本市のスポ―ツ活動の基盤となる環境は十分とはいえない。だれもが生涯にわたりスポーツに親しむ生涯スポーツ社会を実現するために、地域住民が主体的に参加できる、総合型地域スポーツクラブの育成が必要と考える。現在、総合型地域スポーツクラブを立ち上げるため、資料や情報の収集に努めている。
質問 総合型地域スポーツクラブの創設が必要と考えるが見解を問う。
答弁 総合型地域スポーツクラブの必要性を認識し、県の説明会に参加をしたり、先進地の視察を行なっている。今後は、他市の事業を参考に、設立に向け関係団体と協議・検討をしていく。
質問 パブリックコメント制度の導入が、今自治体の間に広がりを見せているが、本市の認識は。
答弁 本市では、パブリックコメント制度を、一部について実施した例があるが、現在、制度として確立していない。地方分権時代を迎え、魅力ある地域作り、地域の活力を創造するためにパブリックコメント制度を含め、市民の意見を反映する新たな仕組みを研究する必要がある。
質問 行政の計画策定に市民の声を反映し、行政の市民参加を進める、パブリックコメント制度の導入が一日も早く望まれるが考えを問う。
答弁 行政への市民参加の促進や市民主体のまちづくりを基本方針としている本市としては、先進自治体を参考に、パブリックコメント制度導入に当たっての問題点や課題を整理し、早期に実施できるよう取り組みたい。

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高齢者予測と対応について
(健康増進へウォーキングロードの整備を)

木暮孝夫議員
質問 本市では、六十五才以上の人は、すべて高齢者(老人)とする考え方が、行政施策の基本に据えられている。しかし、平成十五年版の厚生労働白書では、高齢期を第二の現役期と捉え直し、高齢者の活力を生かせれば、現役世代の負担の軽減が図れると結んでいる。また、高齢社会対策基本法では、社会のシステムを高齢社会にふさわしいものに、見直す必要を記している。本市もこれから十年先には団塊の世代が高齢者となり、本格的な高齢社会となる。ついては、高齢者の概念を、高齢社会にふさわしい高齢者像に見直す中で、将来の高齢化を予測し、総合的に施策を再構築し展開を図るべきと考えるが見解を問う。
答弁 本市の十年後は、現在の高齢者率十八パーセントが二十三・四パーセントとなる。社会福祉サービス費等の高齢者関係給付費が激増し、この対応が課題である。今後、高齢社会対策基本法と本市高齢者保健福祉総合計画との整合性を図りながら環境整備を図りたい。
質問 長寿センターを土・日曜日開放し、三世代交流の場としたらどうか。
答弁 今後、時代の変化を捉え、総合的な課題としたい。
質問 エレベーターのない市営住宅の三階以上に住む高齢者が、階段を上り下りする困難はどう解消するのか。
答弁 身体的理由等で一、二階への住み替えを希望した時は、申請書を提出してもらい対処している。十五年度は十一月までに三件あった。
質問 高齢者の健康増進を図るウォーキングロードの整備を、まちづくりの基盤整備の考えの中に望むが。
答弁 都市計画と健康の観点からも重要と考えている。都心部と烏側右岸地域を結ぶコースや中心市街地を巡るコースなどをウォーキングロードとして整備し、高齢者が手軽な健康増進の手段として、活用できるよう積極的に取り組んでいきたい。

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ペットの避妊・去勢手術助成を
ごみリサイクルの諸課題について

小野里博議員
質問 少子・高齢化や核家族化が進む中で、ペットの重要性が高まっている。しかし、不適正な飼育による問題も発生している。そこで、本市の犬・猫の処分数、市民からの苦情等、現状について問う。
答弁 平成十四年度は、犬が五百九頭、猫が六百六匹処分されており、犬は減少しているが、猫は増加傾向にある。苦情については、捕獲依頼、放し飼い、泣き声、ふんなど三百八十九件あった。
  
質問 自治体による避妊・去勢手術の助成制度が成果を上げているようであるが、本市の助成に対する取り組みを問う。
答弁 犬のしつけ方教室などの講座を積極的に行い、飼い主の動物愛護に関する意識の高揚とモラルやマナーの向上を目指し、飼い主の責任で行っていきたい。
質問 資源有効利用促進法の施行による、家庭系パソコンのリサイクルの仕組みと市民への周知について問う。また、法の施行に伴い、不法投棄が懸念されるが、どのように取り組んでいくのか。
答弁 家庭系パソコンは、回収・再資源化が義務付けられ、メーカー等が回収することになったので協力していきたい。 広報などを活用し、制度やシステムの周知を図り、市民の理解と協力を得て、不法投棄を防止していきたいと考えている。
質問 種類別に分けてある資源ごみを、回収業者が持ち去ってしまうという問題があるが、本市の実態はどうか。また、今後、条例化を含めてどう対処していくのか。
答弁 早朝パトロールの強化をしているが、持ち去りは続いている。市民の協力で、分別排出された資源ごみなので、違反回収者に対しては、取り締まりを強化しなければならない。今後、警察との連携を深め、パトロールの強化策を重点に検討し、市と市民の協働のもとで取り組んでいきたいと考えている。

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障害の早期発見と早期ケアシステムの構築を急げ
市民の健康増進に音楽療法の導入を

高橋美幸議員
質問 障害を持つ子の子育ては、障害を早期発見し、早期のケアが最も重要である。とりわけ聴覚障害は、早期に発見し適切な指導を受ければ、普通にコミュニケーションができるようになるとされており、本市でも、生後一か月以内の新生児への聴力検査を実施すべきと考えるが。
答弁 国がモデル事業を行っており、それらの動向を見ながら検討したい。
質問 我が子に障害が見つかった場合、保護者の精神的負担は計り知れない。子どもの障害を受け止め、前向きに生活できるようにするには、保護者の心のケアが最重要となる。そこで、同じ障害を持つ子の保護者に、一定の研修を経てサポーターになってもらい、悩みの相談や情報の提供を行う体制を作ってはどうか。
答弁 保護者の心のケア体制として、検討していきたい。
質問 障害を持つ子を大切に育てていくためには、医療・福祉・教育機関や地域、保護者が、縦割りでなく、トータルに子どもを見守る安心の体制が必要であるとともに、相談窓口を総合化し、初めて相談した窓口ですべてが機能する、ワンストップサービスの相談窓口の構築が必要と考えるが、見解を問う。
答弁 総合的な療育指導体制を検討し、トータルに支援する体制を整えたい。また、ワンストップサービスの相談窓口は、高崎市第四次総合計画の保健福祉情報の一元化として計画しており、協議を重ねて推進したい。
質問 アルツハイマー病や自閉症の治療などで、音楽療法の効果が報告されている。本市での導入について問う。
答弁 各種保健事業に導入できるよう、研究していきたい。


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